梅酒の知識

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作り方


酒に砂糖を加えたものに、梅の実を漬けて冷所保存する事で作られる。一般的な割合は、梅の実1キログラム|kgに対して砂糖0.4〜1kg、酒1.8リットル|lである。梅の実の茎を竹串などで取り除き、傷のある実があれば除く。よく洗ったのち念入りに拭いて水分を取り、1時間ほど天日で干す(時々ひっくり返し完全に乾燥させる)。梅と砂糖を交互にビンに詰める。この際、梅が浮いてこないよう砂糖を一番上にする事が多い。これにゆっくりと酒を注いで密栓し、冷暗所で保存する。梅酒に使われる梅には、最高級梅とされる南高梅の他、古城、白加賀、鶯宿、豊後、竜峽小梅、林州、玉英、梅郷など、果肉が厚く種の小さい酸味高い品種が用いられる。黄色く色づき熟した物ではなく、青梅が良いとされる。砂糖は一般的に氷砂糖が使用されるが、蜂蜜、黒糖、フルクトース|果糖なども使用される。溶解が比較的おだやかな糖類の方が好ましい。その理由については、糖が溶け出す前に浸透圧差によって酒を吸った梅から、糖が溶けた後に浸透圧が高まった酒にその成分を放出するためと説明されている。梅が酒を吸う前に急速に糖が溶解すると、浸透圧が釣り合ってしまって梅に含まれる成分は放出されない。実際、酒だけ入れておいて置くと、梅の香りがするだけの酒が出来上がってしまう。酒はホワイトリカー(甲類焼酎)、ブランデーを用いるのが一般である。しかし、ジン_(蒸留酒)|ジン、ウォッカ、ラム酒などのスピリッツや、よりアルコール度の低い酒、すなわち、日本酒、みりん、ワインなどが用いられる場合もある。ただし旨味を出すには長期の熟成が必要となるため、低アルコール度数の酒を使う場合は腐敗に注意を払わなければいけない。また、自宅で漬け込む場合には、アルコール度数が20度以下の酒を使うと違法である。なお、一般的に(日本国内で)市販されている梅酒のアルコール度数は10〜15度である。一般に、漬け込み期間は1年程度である。ただし、3ヶ月程度で賞味可能。
期間を長くし、置いておくほど"こく"が出るとされ、10年以上熟成させたものも市販されている。長期間置く場合、梅の実を途中で取り出しても構わない。取り出した梅も賞味可能。

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