アブサンの知識
アブサン / 特徴・飲み方 / 誕生から禁止、解禁まで / 作品の中のアブサン / 外部リンク
誕生から禁止、解禁まで
禁止前
元々はスイスのヴェルト・トラ・ヴェルで作られていたニガヨモギを原料とした薬を医師ピエール・オーディナーレが蒸留を応用し独自の処方を発案、彼はその製法を1797年にアンリ・ルイ・ペルノーに売却。ペルノーが商品化した。特に、19世紀フランスの芸術家達によって愛飲され、作品の題材とされた。安価なアルコールだったために多数の中毒者・犯罪者を出した事でも知られる。アブサン中毒で身を滅ぼした有名人としては、詩人ポール・ヴェルレーヌ|ヴェルレーヌや画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック|ロートレックが居る。
禁止
ニガヨモギの香味成分であるツヨンにより幻覚等の向精神作用が引き起こされるとされ(現在ではツヨンが原因によるアブサン中毒は疑問視されている)、19世紀初頭、フランス(1915年3月17日)を中心にスイス・ドイツ・アメリカ合衆国|アメリカなどでアブサンの製造・流通・販売は禁止された。このため、ニガヨモギを用いないアブサンの代替品として、パスティス( 似せる、を由来とする)が製造された。販売を目的としない小規模な製造に付いてはほとんど取り締まりがなかったため、フランス・スイス等を中心とする欧州の各地に自家用のアブサン醸造家が存在した。一方、スペインなど禁止されていない国もあった。日本でもニガヨモギ抽出物が食品添加物(既存添加物)として使用が許可されていたため、ペルノーが一般的な流通ルートで輸入されており、サントリーなどの国産品もあり、洋酒販売店やバー (酒場)|バーにおいてはそれほど珍しい酒ではなかった。
解禁
その後、1981年に世界保健機関|WHOが、ツヨン残存許容量が10ppm以下(ビター系リキュールは35ppm以下)なら承認するとしたため、製造が復活。禁止国であったスイスでも2005年3月1日に正式に解禁された。
ヴァン・ヘルシング(2004年) - ヴァン・ヘルシング自身がアブサンのボトルを持ち歩いている。 ライアー (映画)|ライアー(1997年) - ティム・ロス演じる主人公が愛飲している。 誰がために鐘は鳴る - 第四章でロバート・ジョーダンが水に入れて飲んでいる。 日はまた昇る - 第十八章でビルが飲んでいる。 正しい恋愛のススメ - 登場人物のひとり・原田...
